新年 あけまして おめでとうございます。
今年も よろしくお願いいたします。
釣り納めに続き 釣り始めもお世話になります。
ブリも釣りたいが,アオリも釣りたい。
日和佐の船は正月三が日全船休業。
なので,沖の情報はない。
おまけに今日は出船する船も少なく,
沖へ出たとしてもベイトの群れを探し当てる可能性は低い。
とりあえず,アオリメインで ブリが釣れていたらそちらへ向かう作戦。
いつものように アジを仕入れて …
一人30発あまりなので,一日アオリをするには足りない数だ。
… まぁ昼からのことは 沖へ出てから考えよう。
7時 出船。
まずは,最近スルーしていた港の前から。
例年アオリやヒラメがよく釣れるポイントだが,
最近は気配がないようだ。
試しに やってみましょうか。
底取りをして竿を構えると 後ろではすでに電動リールの巻き取り音が。
釣り開始3秒で ヒラメ釣ってた…
おりますねぇ。
しかし アオリの反応はなし。
アオリを求め 南へ 南へ
ワタリの瀬は いい感じで潮が流れてる。
これはいけるかも…
船中でポツポツとアオリが揚がりはじめた。
予想通り いい型ばかりだ。
私にも ヒット。
0.8kg
続いて
1kg
ドスンと根掛かりのような感触で合わせた一杯は
胴長35cm 1.5kg
このサイズの引きはたまらんなぁ。
この直後 Y氏は胴長40cm 2kg超のモンスターアオリをキャッチ。
で でかっ! 久々に見た こんなサイズのアオリ。
この時期 エサにありつけないのか おこぼれを狙ってカモメがやってくる。
爆釣とはいかないまでも
一流しごとに誰かにポツポツとアタリがある。
1.2kg
今日は潮が流れているので,平均サイズがイイ。
1.3kg
良型がよく当たるので 今日はアオリ一本でもいいのだが…
エサのアジが少なくなってきている。
このままでは昼過ぎには弾切れ。
沖が気になるが,僚船からは いつもの大島沖のブリ祭り会場にベイトの影はないとの連絡。
ブリはベイトのナブラが見つからなければ釣りがはじまらないし…
アオリを続けるにもエサがなくなってきているし…
アジの切り身でガシラやオコゼの根魚釣りなら…
再び戻ってエサを補充するか…
さて,どうするべきか と考えていると
清和丸V(大潮の淳さん)より,
「甲浦沖でブリ食ってますから 来てください。」との私の携帯に電話が。
船頭さんに進言し 現場に直行。
小一時間ほど走って 漁場到着。
メーター級を含め すでに5,6本獲っているそうな。
この釣りは活性の高いベイトの群れを追い続けることが必要絶対条件。
普段は見失わないように 船団で無線連絡をとりあってベイトを取り囲むが
清和丸Vはソナー付きの船なので,1隻でもベイトの動きをキャッチできる。
期待を込めて仕掛けを投入するものの ベイトが全く掛からない。
午前中はベイトがよく付いたそうだが,
午後からは付きがわるくなってしまったみたい。
釣り開始2時間 ベイトがまだ1匹も付かないが あきらめてはいけない。
潮もそこそこ流れているし,ベイトの反応も悪くない。
海底ではサバがブリに追われて逃げまどっているはず。
こんな時こそベイトが付けば リーチ一発!!
ベイトが掛かって 底へ落とすと同時にヒット!!
よく見ると それまでの沈黙がウソのように 船中3人同時ヒット。
レギュラーサイズ(84cm)ですが 何とか狙いの魚を確保。
清和丸の淳さん 情報ありがとうございました。
その後は ベイトのアジが1回掛かっただけで ブリ狙い終了。
まさに一瞬の時合いであった。
いつものように帰りながらアオリを狙う。
夕マヅメのゴールデンタイムはあるのか?
しかし 揚がってくるアオリのサイズが小さい。
潮が流れていないのか?
私にもヒットしたが…
小さい。
その後もアタリなく 日没過ぎまでがんばったものの
そのまま終了。
基本 アオリは夜行性で朝夕のマヅメ時に活性が高くなりそうだが,
最近の傾向では昼ころに時合いになることが多いそうだ。
船中5人で アオリ25杯。キロアップ多数。↓コレは胴長40cm!!
ブリ3本 ヒラメ1枚。
良型アオリとブリ 初釣りから狙いの二つのターゲットを無事確保できて
1年のいいスタートを切ることができた。
これから寒さが増し,釣り人にとっては厳しい季節となってくるが,
そこは釣り人の熱い情熱で釣果を上げていきましょう。
皆様にとって 今年一年が 大物・大漁に恵まれますように…
本日の釣果 アオリイカ 胴長〜35cm 8杯
ブリ 84cm